こんにちは。 しゅみふる!(syumifull) です。
きゃあ大変!
入学準備で市販のレッスンバッグを買ったけど、お道具箱が入らない!
そんなことはありませんか?
今回は、お道具箱が縦に入るスッキリサイズのレッスンバッグの作り方です。
この記事はこんなひとにおススメです。
- 市販品より大きめのレッスンバッグが欲しい
- 子どもの好みの記事でレッスンバッグを作りたい
- レッスンバッグをフリルやレースで可愛く仕上げたい
この記事を参考にすれば、あなたのオリジナルのレッスンバッグを作ることができます。
そして、お子様やご自身のお好みの生地を使うことで、愛着がわくレッスンバッグを作ってほしいという思いを込めました!
なお、フリルやレースを付けない場合には「省略OK」と記載しました。シンプルな切り替えバッグが作りたい場合には、読み飛ばしてください!
製作時間の目安:3~4時間。まとまった時間が取れない方は、こちらのページをブックマークしておくことをおススメします。
それでは、どうぞ!
準備(道具・材料)
道具
☆…必須
- 家庭用ミシン ☆
- ミシン針 11~16番 ☆
- ミシン糸 60番 ☆
- まち針 (または 仮止めクリップ) ☆
- アイロン ☆
- アイロン台 ☆
- 布切りバサミ (または ローラーカッター) ☆
- 糸きりバサミ ☆
- 目打ち
材料
☆…必須 数字はすべて余裕をみて取っています。
- 表地用生地 A(オックス)…1m(幅110m) ☆
- 表地用生地 B(オックス)…50cm(幅110cm) ☆
- 裏地用生地 (オックス)…1m(幅110cm) ☆
- かばんテープ …80cm(2.5cm幅) ☆
- 不織布接着芯地(普通地タイプ)…80cm×50cm
- フリルやレース …前面のみ付ける場合、長さ50cm
オックスとは生地の種類のことです。オックス生地は厚みのある生地で、家庭用ミシンでも縫うことができます。プリント柄が豊富で、お子様のお気に入りの柄もすぐに見つかります。
不織布接着芯地は、レッスンバッグに張りをプラスするためのものです。無くても作れますが、接着芯地を使うと補強になり、しっかりしたレッスンバッグになります。お道具箱など重いものを入れるなら使うのがオススメです。
材料をカットします
まず、材料をカットしましょう。お料理と一緒で、最初にカットしておくことで、後の作業が格段に楽になります。
- 表地用生地 A…縦25.5cm×横42cm 2枚
- 表地用生地 B…縦25cm×横42cm 1枚
- 裏地用生地…縦72cm×横42cm 1枚
- かばんテープ…36cm 2本
- 不織布接着芯地…後ほどカットします。
- フリルやレース…後ほどカットします。
ポイント! 柄物の生地に上下の向きがある場合、チャコペンで上と下の印を入れると、あとで分かりやすいです。
裏地には生地Bと同じチェックの生地を使いました。
(省略OK)フリルやレースを表地用生地Bに仮止めする
用意したフリルやレースを、表地用生地Bにまち針で仮止めします。
つける場所は、42cm側の生地の端です。
ポイント! 表地用生地Bの端から1cmの間にフリルの縫い目を置きましょう。この後ミシンで表地用生地AとBを縫い合わせたときにフリルの縫い目が見えず、きれいです。
表地用生地AとBを中表に合わせ、縫い代1cmで縫う
表地用生地A(ユニコーン)と表地用生地B(紫のチェック)を中表にして、42cmの辺で合わせます。
ミシンで縫い合わせたときに生地がずれないように、まち針(または仮止めクリップ)で両端と中心、その間、の最低5か所は留めておきましょう。
生地を重ねることができたら、ミシンで縫い代1cmのところを縫います。
反対側の42cm辺も同じように、表地用生地AとBを中表に合わせて、縫います。
どちらも縫うことができたら、縫い代を表地用生地B(紫のチェック)の方に倒します。高温にしたアイロンで縫い代をおさえます。このとき、フリルがついた方の縫い代は、少し倒しにくいので注意します。また、表のフリルがちゃんと生地B側に倒れるように、気をつけましょう。
表側から、フリルを生地Bに縫い代0.2cmで縫いつけます。このとき、裏側の縫い代2枚も一緒に縫うようにしましょう。
フリルが立ってしまった場合は、目打ちでフリルを生地B側に押さえながら縫いましょう。
(省略OK)不織布接着芯をつける
不織布接着芯を表地ABに付けます。
ポイント! 不織布接着芯にも表と裏があります。裏には特殊な糊が塗られていて、触るとザラザラしています。間違えないようにしましょう。
表地ABの裏を上にしてアイロン台の上に置きます。生地についている糸くずなどをコロコロで取り除きます。
接着芯地はザラザラした裏面を下に向け、アイロン台に置いた表地の裏の上に乗せます。このとき、接着芯地のほうが大きいです。
当て布を接着芯地の上に置いてください。(接着芯地の糊が溶けだして、アイロンにつくのを防ぐため)
あとは、お使いになる接着芯地の説明書どおりにアイロンの温度を設定して、アイロンをあてます。
接着後は、熱が冷めるまで動かさないようにします。熱が冷めたら、表地からはみ出ている分の接着芯地をハサミで切り取ります。
これでレッスンバッグの形がキレイに保てるようになり、補強もできました。
かばんテープを縫いつけ、持ち手を作ります
表地ABの42cm辺の中心に印をつけます。
両端とも半分に折り(または端から21cmを測って)、チャコペンで印を書きます。
定規を用意し、中心から左右6cmに印をつけましょう。ここがかばんテープをつける目印となります。
38cmに切ったかばんテープ2本を用意します。
かばんテープ1本を先程付けた印の場所に合わせ、まち針でとめます。
このとき、かばんテープがねじれないように、注意してください!まち針がついた状態で一度持ち上げてみると、ねじれているか分かります。
このようにつけます
大丈夫そうでしたら、縫い代0.5cmでかばんテープと表地Aを縫い合わせます。3度、返し縫いをすれば、持ち手が取れる心配はありません。
表地ABと裏地を縫い合わせます
表地ABと裏地を中表に合わせて、42cm辺(かばんテープが付いている辺)をまち針で留めます。
縫い代1cmでミシンで縫います。かばんテープが付いている箇所は厚みがあるので、縫うスピードはゆっくりにしましょう。
かばんテープは写真のように、布と布に挟まれている状態です。
外側に避けて縫ってしまうと、かばんテープが使えなくなります。
反対側も縫えたら、今縫ったところの縫い代をアイロンでおさえて、割ります。
両サイドを縫います
かばんテープがついたら、レッスンバッグの両サイドになる部分を縫い合わせていきます。
まず、表地用生地Bを半分に折ります。半分に折った場所がレッスンバッグの底になります。
次に裏地も半分にして合わせます。
その後、表地ABの切り替えの縫い目、表地ABと裏地の縫い目が合うように、しっかりと確認してまち針で留めます。ここをちゃんと合わせると、とてもきれいに仕上がります。
裏地側に、返し口のために7~10cm、縫わない場所を作ります。チャコペンで印を書くと便利です。返し口は片側のみにしましょう。
それでは、返し口を残して、両サイドを縫い代1cmで縫い合わせます。返し口の直前は、返し縫いをしておきましょう。そうすることで、ひっくり返すときに糸がほつれず、安心です。
マチをつくります
表地Bの両端、底中心から5×5cmを印づけします。横5cmは、生地の端からではなく、縫い目から5cmを測るようにしましょう!
今回は5cm×5cmの大きめのマチにしました
反対側、裏地の底中心から5×5cmも印をつけます。
今、印をつけた4か所を布バサミで切り取りましょう。
両サイドの縫い代を開いて、アイロンをかけます。底中心と両サイドの縫い目が合うようにして、縫い代1cmでミシンで縫います。
マチが完成しました。
返し口から表に返します
縫い終わったら、返し口から布をひっくり返していきます。
すべて返し終わったら、アイロンでレッスンバッグの形を整えます。
完成が見えてきましたね!
ポイント! レッスンバッグの上側は、表地が少し裏側に入るようにアイロンで押さえましょう。裏地が表から見えず、綺麗な仕上がりになります。
返し口をミシンで縫い合わせます。(完成度にこだわりたい人はコの字綴じで手縫いしてください)
返し口の縫い代が中に入るようにし、まち針で留め、ミシンで縫い代0.2~0.3cmで縫います。
袋口を縫って完成です
袋口の端から、0.5cmと1cmの二か所を一周ずつ縫って、完成です。
これで、世界に一つだけのお道具箱も入るレッスンバッグができました!
お道具箱は縦入れなので、登下校時など周りのお友達にぶつかりにくいです。
お名前つけも忘れずに
入園入学グッズを用意したら、お名前つけも忘れずに…!
3月末は注文が殺到しますので、お早めにご用意ください。
我が家はギリギリ~入学後に1週間ほどかけてつけました><
私は「小川祥雲堂」さんのお名前スタンプを3月に注文しましたが、1週間ほどで届いて、入学には何とか間に合いました!
半永久的に使えるお名前スタンプはとっても便利です。
お名前スタンプとシール、どちらにしようか迷っている方の参考になれば幸いです↓
お名前つけにおすすめ!
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本日の注文でいつ届くのか、HPに書いてあるので、入園入学前の忙しい時期でも安心です◎
作ったバッグをハンドメイドマーケットで売ってみませんか?
お道具箱をゆったり横で入れられるレッスンバッグの作り方も、ぜひご活用ください!